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17.02.27 カテゴリー:00介護タクシーおおきなお世話,おせっかい夫タカヤマ

介護タクシーと出会い 聞く・聴く・訊く 2017.02.27 おおきなお世話を頂きました。

聞くと聴くと訊くは、意識の違いによって使い分けられる。

①聞くは、「物音を聞く」「話し声が聞こえる」のように、音や声などを自然に耳に入ってくること。
②聴くは、「音楽を聴く」「講義を聴く」「国民の声を聴く」のように、積極的に耳を傾けることを表す。
③訊くは、「道を訊く」「都合を訊く」のように、尋ねる、問うことを意味する。
「違いがわかる事典」~言葉・漢字・事物の違い・使い分け・見分け方がわかる無料事典サイト~より

聞いてもらってありがとう

本日は、名古屋の大病院での治療を終え、ふるさとの病院に転院されるお客様をお送りしました。
移動距離は100キロ余り、高速道路を使用しての移動です。

お客様の奥様が同伴され、お客様のふるさとまで、2時間弱の小旅行となりました。
故郷では治療困難ながんの処置のため名古屋の大病院に入院。入院中に脳梗塞を併発されたお客様でした。
同伴された奥様からたくさんのお話を聞かせていただけました。
「ご主人の元気であった頃のご様子」「入院闘病中のご主人のがんばり」「ご主人を見守る奥様のお気持ち」「認知症のおばあさまのこと」「ご親せきのこと」「子供たちのこと」
奥様は私たちに語ることで、ご自身の気持ちを整理されておられるようでした。

奥様のお話は、おおきなお世話夫が、勤め人時代に「ケースワーカー」として毎日のように行っていた「面接」での「聞き取り」とは違う「語り」でした。

「面接」での「聞き取り」は、ケースワーカーが目的をもって行うものであり、「聴く」から始まり「訊く」を導き「面接を受ける相談者の心に立ち入る」事が多かったように思います。「心への立ち入り」を歓迎してくださる方にもたくさんお会いしましたが、迷惑に感じながらも受け入れようと努力される方にもたくさんお会いしました。それは面接を行う側が必要とする「聞き取り」であるためなのだと思います。

奥様のお話は、静かに淡々とした口調で語られるものでしたが、奥様の内面からほとばしるように出てくる言葉であり、言葉が伝える奥様のお気持ちが素直に私たち夫婦に伝わるのです。これは語りたいと思う奥様の気持ちが、聞いている私たち夫婦の心を動かしているからで、これは「感動」以外なにものでのありませんでした。
お別れ間際に奥様は「変な話ばかりして、ごめんなさい」とおっしゃられていました。
別れ際に、奥様にお伝えできなかった言葉を記します。
「聞かせていただいてありがとうございました」