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15.08.26 カテゴリー:04宮城県

大きなお世話旅 東北三陸編スタート 塩釜市到着 

    もうお馴染みになった太平洋フェリーで前日の25日午後7時に名古屋港フェリーターミナルを出航。前回のように欠航にならなかったのは幸いでしたが、台風の影響で波が高く、船は減速運行。仙台港入港は1時間30分遅れの18時10分となりました。航行中も大きく揺れることが多く、いささか気分不快となり、かるい船酔い状態でした。

 さて、今回は仙台港を出発し、三陸海岸を北上します。
まずは腹ごしらえ、仙台に来れば牛タンですが、お隣の塩釜市に直行。人気№1の「すし哲」さんで夕食を頂きました。

すし哲さんは震災前の2010年8月の一人旅でお邪魔したお寿司屋さん。イワシの美味しさを教えていただいたお店です。5年ぶりの再訪。夜ですので、5年前とどう違っているのかもわからぬ内に到着。カウンターで上寿司を握ってもらいました。

親方に震災の様子を聞きました。
潮で一階店舗が完全に浸水。潮がひいてからも街灯がすべて消え、真っ暗で寂しい街に変貌したそうです。 一日も早くと努力され50日後の4月29日にはい営業再開にこぎつけられたそうですが、再開当時は、周囲の町は夜になれば人通りもなく真っ暗で、やっていけるかどうか不安になったそうです。

今日お邪魔した店舗の入り口には、潮が来た高さが店内に記されており、その再開への努力には並々ならないものがあったとご推察させていただきました。

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にぎりの味は5年前と変わりません。普段回転ずしが多いタカヤマですが、旨いものは旨いんです。最後に、サンマをいただきました。5年前のイワシといい脂の乗った新鮮な光物は、塩釜市名産のマグロに負けない美味しさでした。

まだ、船酔いが抜けてませんが、明日からの三陸海岸北上ドライブのための、鋭気を「すし哲」さんで頂きました。

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